学名:Pseudanthias bimaculatus (Smith, 1955)
英名:Two-spot basslet
バリ島の東西で観察出来ますが、
トランベンで見る事の多いハナダイの仲間。
観察できる水深は30m~40mくらい
カラーリングが似ている「スミレナガハナダイ」の中に、紛れて居る事が多い。
水中では白い四角い模様が無いので、識別は簡単だと思います!
ツースポットバスレットのメスは、オスと全然色合いが違います。
ハナダイの仲間は、全てメスで生まれて、
体の大きい、強い個体がオスに性転換する魚なのですが、
代替わりや、入れ替わりのタイミングで、オスが居ない。。
って、事も多々ありますが、メスはいつでも見られます!
2023年5月現在オスは2匹確認できています!
メスにアピールする瞬間の婚姻色はギラギラです。
アピール中は、なかなか背ビレを開かないので、
皆さんにはヒレ全開を狙って下さいね!
そうそう、ツースポットバスレットの名前の由来ですが、
婚姻色を出すと背びれ後方に、もうひとつ赤い斑点が浮かび上がるのですが、
元からある背びれ前方の斑点と合わせて、2スポットになります。
日本では見られない魚なので、バリ島で見て行ってね!